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井草実業監修!分別してごみ処理施設の稼働をスムーズにしよう

ゴミを減らす意識を持つこと

人口が多ければそれだけごみの量も増えますが、一人一人が工夫をすれば減らすことが可能で、リサイクルすることは考えているよりもしっかりと行わないと地域にごみが溢れかえってしまう可能性があります。
いつでも収集されて、適切に処理が行える環境が続くとは限らないからです。

ごみ処理施設は1日に対応できるごみの量に違いがあるため、地域で何か所も設けられていることが多くなっています。
平成28年の仙台市にある今泉粗大ごみ処理施設では破砕処理している粗大ごみの量は1日で49tであり、処理施設への搬入台数は186台になっています。

集積所にだされたものだけでなく自己搬入されるものもあって、必ず粗大ごみであっても分別は行われる作業です。
基本的にエアコンやテレビに冷蔵庫、洗濯機や衣類乾燥機などのリサイクルしなければならない家電は除いて処理が行われていて焼却処分可能なものは燃えやすいように破砕機を使用して細かくされ、焼却場に移して焼却されます。

鉄やアルミなどリサイクルできる金属類は機械で分別され、リサイクル業者に出荷することで無駄にしません。

ごみ処理施設の見学

粗大ごみ施設に一般的なごみの焼却施設が併設されているごみ処理施設では、見学を行うとよく分別の様子などをじっくりと見ることができます。
小学校の遠足で見学することも多いですが、大人になってからも訪れるとごみの多さに驚き、分別の大変さにも気づきますから、ごみ捨てに対する意識も変わります。

できるだけごみを出さない、家庭でしっかり分別するリサイクルできるものを燃えるごみに混ぜないなど、普段は見逃しがちな点を注意してごみ出しできるようになるでしょう。

破砕処理することが難しいベッドに用いられているスプリングマットレスなどは、すべて手作業で解体しているため処理が終わるまでに時間がかかります。
家庭で分解して分別することは難しいですから、せめて長持ちするように丁寧に使用するなど、ちょっとの破損ぐらいで捨てるのではなく修理して使うなどの気持ちを持てるようになればごみの減量化につなげることが可能です。

燃えるごみがためられている場所はごみピットと呼ばれ足がすくむほどとても深くて広い場所で、ごみ収集車がぎりぎりまで近づいてまで捨てる様子を見ると落ちないか心配になるほどで、普段どれだけ多くごみが収集されているかがわかります。
施設内にごみ臭さが充満していないことも見学することで気づくことができる点で、空気も焼却する側に流すように工夫するなどの対応で臭わなくすることが可能です。

焼却灰の処分も行われる

燃やしたらすべてなくなる訳ではなく、さらに焼却灰の処分も行われます。
通常は埋め立てする施設に搬出され、焼却灰が雨水などとともに地下水に流れ出すことがないよう、ゴムシートを前面に張るなどの対応が行われています。

煙も環境悪化につながらないように常に監視が行われていて、昔は煙突のところに動物を飼って煙に有毒物質が含まれていないか確認を行っていた施設もありましたが、今では排ガスへの対応がしっかりと行われるようになったため煙に人や環境に影響が出るほど有害物質が混ざることはなく処理が可能です。

専用のフィルターがあって、きれいな空気に換えてから排出されているためです。

ごみ処理施設ではごみの分別や焼却のほか排ガスの監視などもしていますが、施設の設備がしっかり動くように点検清掃なども行っています。
不具合が起きると燃焼効率が悪くなるだけでなく、不燃によるガスが発生しやすい状態になってしまうとよくないからです。

地域によっては焼却施設が不足していてギリギリ処分を行っているところもあって、地震や台風に洪水など自然災害が起きて倒壊した家屋が出る、浸水して家具などがダメになりごみの量が増えてしまうと対応ができなくなってしまいます。

再利用できるものは捨てないように心がける

ほかの自治体と協定を結んで災害時にはごみ処理をお願いしている場合もありますが、一時的に野積みにして時間をかけて処分をすることになる場合も多いです。
災害時には捨てないわけにはいかないものも多いですが、ごみ処理施設の負担を軽減するために再利用できるものまで捨てないようにする工夫を行わなければなりません。

ごみ処理施設ではその焼却熱を利用して電気の発電がおこなわれている施設もあり、処理場内の電気をまかなうとともに余った電気は家庭で使用できるよう電力会社に売っている場合があります。

家庭での分別はしっかりと行っていても、出先ではすべてまとめてごみ箱に捨ててしまう人も多いです。
イベント会場やお花見、キャンプ場にバーベキュー会場など、身近な駅や公園などの公共施設などでも分別が十分ではなく缶や瓶の中にごみを詰めて捨てたり人によってはその場に放置したりしている人もいます。

マナーが守られないとそれだけ処分されるまでに時間がかかることになってしまいますから、できるだけ分別してごみ箱に捨てるか、出先で出たごみは荷物になっても家まで持ち帰り丁寧に分別するように心がけましょう。

 

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